[Permalink Page] Python3.0の全貌

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『もっと知りたいPython3000』 http://gihyo.jp/dev/feature/01/python3000

いわゆる西暦3000年に完成という,日本人にはよくわからないジョークを含んだ次期PythonであるPython3.0(Python3000)が今年の8月に正式リリースという事実を今頃知った.要するに,Python2.5だなんだと騒いでいるのはもう時代遅れなのである.8月といったらすぐそこじゃないか.

いや,Python3.0の存在はずっと前から本当は知っていた.けれど,正式リリースが今年だというのは予想もしてなかった.技術評論社には「Pythonの特集をして欲しい」というまるで曖昧なリクエストメールを去年末に送った覚えがあるのですが,功を奏したのかどうか上の記事は今年1月の記事です.

で,このPython3.0ですが,つい最近まで開発が滞っていたようです.言語設計者のGuido Van Rossum氏が2006年にGoogleに転職したことで時間ができ,開発が再開された模様.

主な仕様変更点は以下のとおり
■str型はなくしてUnicodeベースに統一.8ビットデータ列との結合は明示的な型変換が必要.
■文字列データの要素を変更できるbytearray型搭載.
■int型とlong型の統合.int同士の割り算でfloatを返す.intを返して欲しいときは”//”(ダブルスラッシュ)
■2進数表現などがラクになる.集合表現もリテラル追加でラクに.
■print文,exec文が『print関数,exec関数』に.言語としての一貫性保持.
■rangeなどのリストを返していた関数がイテレータ風のオブジェクトを返す.
……など.

相変わらずPythonの思想には賛同できる感じですな.これほど自分の性格に合う言語はないです.……と偉そうなことを言っていますが,Pythonの言語仕様ばかりを読んでいて実際にプログラムを書いていないというアームチェアアングラーならぬアームチェアプログラマーな自分は,そんなこと言っていいのでしょうか.いいよね.

3.0は僕がロッキングチェアで眠り込んでいても勝手にリリースはされますが,いきなり3.0を使い始めるとアレルギーを起こして大変なことになります.

そんなこともあろうかと,Pythonは2.6という3.0への移行を手助けするバージョンも用意しているんだそうです.これには3.0の一部追加機能だけでなく警告装置まで搭載されているんですから,親切にもほどがありますね.

ちなみに3.0には2.xから3.0へ変更するコンバータが搭載されていて,これは,正規表現で書き換えるなんていう単純なものでなく,もっと複雑できっちりした素晴らしい代物なんだそうだ.(「素晴らしい」というのは予想)

まあ何はともあれそんなことより,Python日本ユーザーズグループの日本語ドキュメンテーションがいつまで経っても2.4から変わらないというのはどういうことなんだろうか.……いや,自分は翻訳なんてできないのでただひたすら待ち続けることしかできません.日本語のドキュメンテーションでも解読が困難なんですから.

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